川内グリーンツーリズム研究会・カエルの学校・農楽塾。福島県川内村の自然や農業を体験する農楽塾。伝統農法や自然農、里山の文化と自然を家族で楽しみませんか。UIターンや田舎暮らしのご相談にも応じます。
カエルの学校・メールマガジンバックナンバー
農楽塾メールマガジン
#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=# #=#=# #=#=# 農楽塾だより 2005-5-12 発行 #=#=# #=#=# http://www.nougakujuku.com #=#=# #=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#【 No.9 】 福島県川内村より、里のたよりをお送りします。 四季折々、道行く人を楽しませてくれる花の庭が村内にはたくさんあります。 芝桜の花のじゅうたん、ぼってりした八重桜が見頃を迎えています。 また森の中へ足を踏み入れると、足元の小さなドングリから芽が出ているのを 見つけました。大木も最初はこんなに小さな芽生えからはじまるのですね。 ホームページ、blogで、川内村をご紹介しています。 http://www.nougakujuku.com ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 目 次 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ∞∞ 田植えのご案内 ∞∞ アイガモのひながやってきた ∞∞ じいちゃんの靴下 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ┏ ──────────────────────────────── ┓ #=# 農楽塾 田植え ┗ ──────────────────────────────── ┛ 6月14日、15日 農楽塾田植え http://www.nougakujuku.com/event_taue050419.htm ●田植え・蕎麦打ち ■日時:5月14日(土曜)〜15日(日曜) 14日は、蕎麦の手打ちがあります。 蕎麦打ち名人になりたい方は、3時までに秋元美誉宅集合です。 田植え相談は14日の夕方に行います。 田植えのみ参加の場合、14日4時までに秋元美誉宅へ集合。 ■費用:大人2,000円 中学生以下1,500円 (農楽塾会員は、それぞれ500円割引) 当日会場受付にて、お支払い下さい。 ■田植えについて 15日8時から田植えを始め、お昼頃終了予定です。 雨天に備えて、雨具、帽子、タオル(手ぬぐいなど)を ご用意下さい。万一の為に健康保険証もご持参願います。 泥で汚れますので、着替えや長靴などを各自ご用意願います。 ■宿泊については、以下の場所をご案内しています。 ◎小松屋(農楽塾割引価格) 大人1泊 5,500円(朝食、夕食つき) 小人1泊 4,000円(寝具、朝食、夕食付) http://www.kawauchimura.com/komatsuya/index.html (予約の際、備考欄に「農楽塾」とお入れ下さい。) ◎いわなの郷(コテージ) http://www.kawauchimura.com/iwana/cottage.htm メールでのお問い合せ info@nougakujuku.com 電話問い合わせ 0240−38−3362 ご案内 http://www.nougakujuku.com/event_taue050419.htm ┏ ──────────────────────────────── ┓ #=# ソノ子の手帖から 〜田畑のこと、川内のこと、思うこと〜 ┗ ──────────────────────────────── ┛ アイガモのひながやってきた アイガモ農法の主役、アイガモのひよこさんたちが150羽、到着しました。 ビニールハウス内につくったカモひな用ケージに10〜15羽ずつ入れて、 旅の疲れを癒してやりました。 ハチミツがいいそうですから、水に混ぜて飲ませてみました。 かわいそうなことに、到着した箱の中で、足がもげてしまったヒナが1羽いま した。到着してからも2〜3日はヒナの世話で目が離せません。 押し合いへし合いしているうちに、つぶされてしまうヒナもいます。水で毛が 濡れると抵抗力の弱いヒナは体温を失ってしまいます。ひんぱんにヒナの様子 を見ては、つぶれそうなヒナを救出したり、ぬれた毛をドライヤーで乾かして やったり。 「ヒナを見てると、かわいくてなぁ、ついつい時間を忘れっちゃうよ」と美誉 は目を細めています。ネコやカラスといった連中がヒナをねらっていますから、 今年はどれくらいの数のアイガモが無事に育ってくれますか… 個性豊かなヒナたち。順調なら、6月上旬に田んぼで草取りデビューです。 アイガモのひな・写真と説明 http://blog.livedoor.jp/nogaku/archives/21775023.html じいちゃんの靴下 大型連休のとき、孫達を連れて数家族がここに集まりました。そのときのこと をお話ししてみたいと思います。 洗濯物を川でゆすいでいたお母さん。小さいMちゃんもお手伝いです。小さい 手に洗濯物を持っていたのですが、水の流れに思わず手を離してしまったので しょう、「じいちゃんの靴下、ながれちゃった〜」 「あ、いいよ。じいちゃんの靴下、穴あいてたからね。いいんだよ。」と話を したのですが、そのうちにMちゃんの姿が見えなくなりました。あわてて探す と、Mちゃんは川のそばで一人、流れた靴下が上から流れてこないかと見てい ました。待っていれば、そのうちに流れてくると思っていたようです。 「じいちゃんの靴下、ながれちゃった」と泣いているMちゃんを見て、とても せつなくなってしまって。その場にあった他の靴下を、さっと水につけて、 「ほら、靴下を見つけておいたよ。だから大丈夫だよ」と干して見せたのです が、Mちゃんは納得しません。 Mちゃんのお母さんが「川を見に行こう」と連れ出し、川に沿って歩きながら 水の流れの途中にある柵を指さして「ほら、あそこに靴下がひっかかっていた んだって。おばあちゃんがあそこからひろってくれたんだよ。よかったね」と 話をしたところ、やっとMちゃんは笑顔を見せてくれました。 そんなMちゃんのようすをみていて、あ、今とっても大事なことを学んでいる んだなと思ったわけです。「じいちゃんの靴下を流してしまった。大変なこと をしてしまった」と小さい子どもながら身にしみているのでしょう。 最近は嫌なニュースがたくさんありますが、身にしみて働くことを忘れたり、 失敗をどうでもいいこととしてしまうことから起こる事故などもあるのではな いでしょうか。 「大事なじいちゃんの靴下が見つかってよかった」という気持ちを大切にして 欲しいと思いました。 ニコニコしているMちゃんと帰ってきたお母さん(お嫁さん)は、小さい声で 「お義母さん、(ニセの靴下を濡らして)やりましたね」って。 連休中は、小さい孫達と一緒にジャガイモの植え付けをしました。 孫達は穴にジャガイモを入れ、お母さん達は芽が上になるように直し、お父さ んが土をかける。みんなで畑仕事をしたんですよ。 ┏ ──────────────────────────────── ┓ #=# 美誉さんの「ひとめぼれ」 ┗ ──────────────────────────────── ┛ 平成16年度産ひとめぼれ 5kg 3,950円(送料・代金引換手数料込) 平成16年度産ひとめぼれ10kg 6,750円(送料・代金引換手数料込) http://www.nougakujuku.com/shop.htm 出荷時に精米してお届けします。便利なネット通販をご利用下さい。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 編集後記 いよいよ田植えです。村内のあちこちで響く田植機のエンジン音。カエルも負 けずにグワ〜グワ〜。さざなみのように押し寄せるカエルの鳴き声も、川内で 聞くとどこかのんびりした感じです。今年は豊作だぁ〜と鳴いている?(D) ぐ) ( ヲ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【発行編集】 農楽塾事務局 【配信停止】 メールマガジンの配信が不要な場合は、以下のページから配信解除の 手続きをお願い致します。 http://www.nougakujuku.com/melma.htm 【ご意見・お問い合せ】 info@nougakujuku.com Copyright(C), 2004 Nougakujuku All rights reserved. ==================== ご購読ありがとうございます ====================
(C)2006 福島県地域づくりサポート事業「カエルの学校」