川内グリーンツーリズム研究会・カエルの学校・農楽塾。福島県川内村の自然や農業を体験する農楽塾。伝統農法や自然農、里山の文化と自然を家族で楽しみませんか。UIターンや田舎暮らしのご相談にも応じます。
カエルの学校・メールマガジンバックナンバー
農楽塾メールマガジン・最新号
#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=# #=#=# #=#=# 農楽塾だより 2005-11-15 発行 #=#=# #=#=# http://www.nougakujuku.com #=#=# #=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#【 No.19 】 川内村から里の便りをお送りします。 朝晩の冷え込みがきつくなってきた川内村は、紅葉が楽しめるのもあとわずか。 色鮮やかな落葉が風に舞う景色にうっかり見とれていると・・・。脇見運転は 危険ですから、車のエンジンを止めて、ゆっくり川内の秋をお楽しみください。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 目 次 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ∞∞ 実りを祝う・味わう 収穫祭のご案内 ∞∞ 人気のアイガモ米 イベントで完売 ∞∞ 高田島の農縁から 〜新規就農の日記 No.6 薪ストーブの季節 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ┏ ──────────────────────────────── ┓ #=# 実りを祝う・味わう 収穫祭のご案内 ┗ ──────────────────────────────── ┛ ★−☆−★☆★ 速報 ★☆★−☆−★ 収穫祭の日程が決まりました。 12月10日(土曜)〜11日(日曜) 時間と内容は、詳細を打ち合わせている最中です。 参加される方は、ご予約をお願いします。 田植えも稲刈りもしなかったけれど、ご馳走を食べたいなぁ〜 そんな方だって、かまいません。 どうぞ、ご参加下さい。宿泊案内もあります。 http://www.nougakujuku.com/event2005/event_syukakusai0512.htm ┏ ──────────────────────────────── ┓ #=# 人気のアイガモ米 イベントで完売 ┗ ──────────────────────────────── ┛ ----- 五反田デビュー「アイガモ米」 福島フェスティバル ------ 11月1日、五反田ゆうぽうとで行われた「福島フェスティバル」会場で、 農楽塾のアイガモ米「まなむすめ」を販売しました。 http://www.neeminna.jp/old/event_index.html 五反田の駅からイベントは始まっていました。フェスティバルのチラシを配る おそろいのシャツ姿のキャンペーンガールは、このイベントのために郡山から やって来た福島美人ばかり。 会津やいわき市、あぶくまロマンチック街道に属する川内村他の各市町村など、 から農産物や名品を集めての物産展+ミュージカル「羽衣伝説」が開催される 「ゆうぽうと」のフロアは、お客さんでいっぱいです。 お昼前にブースをセッティングしてから終了まで、座るヒマもなく、 「アイガモと牛がつくった米、『まなむすめ』はいかがですか〜」 「おいしい米、アイガモ米、『まなむすめ』で〜す」 押し寄せるお客さんの波、それでも最初はぜんぜん売れなくて・・・・。 他の地域で新米の無料配布があったり、通常の半額くらいで提供されていると あって、特別栽培米はぜんぜん見向きもされません。(T.T) どうしよう、一袋も売れないで帰ったら、 川内のみんなが がっかりするだろうなぁ。 売れ残ったら持ち帰るのも宅配料金がかかるし、半額で処分しちゃおうか。 いや、そんなことをしたら、アイガモ達になんてお詫びを言えばいいの? ブースの背面に、塾長の顔を入れたパネルが貼ってあります。アイガモや牛の 写真を見ると、安売りなんてとてもできません。 フェスティバルはまだまだ続くのに、3時の半額タイムセールが終わったら、 それまでのお客様が消えて、新しい人の波がやってきました。 「配布していた米がなくなったみたいだよ。これから売れるんじゃないかな」 会場全体をチェックしていた行政関係の方が応援してくれました。 そうか、まだ時間はあるんだから、もうちょっと頑張ってみよう。 川内村が大好きで、頻繁に村にお出かけになる方を「川内村応援団」と勝手に 呼ばせていただいていますが、その「応援団」が駆けつけてくださり、一袋、 また一袋と米が売れはじめました。 考えてみれば、米のような重い荷物をもって会場を歩くことはしたくないはず。 あちこちのブースをのぞき、お買い物をすべてすませた後で帰宅間際に買って いかれるお客様が多いんですね。 気がついたら最終時にすべて完売。精米して運んだ「まなむすめ」は用意した 分を売り切りました。 知り合いに電話をかけ続けたAさん 「農楽塾のアイガモ米が一番うまいぞ〜」と米を売って下さったMさん、 そしてアイガモ米を買ってくださった皆さんに感謝致します。 川内村のアイガモが頑張って育てた特別栽培米『まなむすめ』 都会の方にも『特別栽培米』や『アイガモ米』は人気があります。 会場で米を買ってくださった方の中には、「食費」「家賃」などと袋にわけて 財布に入れているような、つましい暮らしの方もいました。それでもおいしい 米をと奮発して買って下さるのです。 お米は食事の基本。おいしい米を食べると、しあわせな気持ちになります。 お金には替えられない『幸せ』を味わっていただきたいですね。 ----------------------------------------------------------------------- ★福島フェスティバルで大好評 ●特別栽培「まなむすめ」---- 無農薬・無化学肥料・アイガモ ひとめぼれの子、ササニシキの孫としてうまれた「まなむすめ」 さっぱりした甘味と味の良さが特徴です。ひとめぼれの味の良さを 受け継ぎ、冷害に強く、病気にも強いので、無農薬での栽培に適した 品種といえるでしょう。毎日食べても飽きがこないお米。 塾長が惚れ込んだ米、「まなむすめ」です。 http://www.nougakujuku.com/shop/kome1050002.htm ●「ふくみらい」---- 無農薬・無化学肥料・アイガモ http://www.nougakujuku.com/shop/kome1050004.htm ●「ひとめぼれ」---- 減農薬・減無化学肥料 http://www.nougakujuku.com/shop/kome1050006.htm ---農楽塾塾長・秋元美誉より--- 「ぜひ皆さんに食べ比べてもらって 違いを教えてもらいたいんですよ。 どれが美味いかなんて、うちじゃ毎日食べてるから、わからなくなって。 なにしろ、うちの米はどれもみんな美味いんで〜(^o^) どんな料理にどう合うのか、食べ方など、皆さんの感想を来年の米作りに 生かしていきたいので、厳しいご意見もお願いします。」 ┏ ──────────────────────────────── ┓ #=# 高田島の農縁から 〜新規就農の日記 No.6 ┗ ──────────────────────────────── ┛ 薪ストーブの季節 今年は、夏の暑さはことのほか厳しかったしそして冬の到来も遅いようです。 我が家の薪ストーブも用意万端なのですが、昨年は活躍中の今頃でもまだ時々 眠ってます。 最近の薪ストーブは、二次燃焼とか言って排気ガスもきれいで効率も良くなり 太目(20cm位)の薪一本を入れとくと朝までチロチロ燃えてます。 よく薪ストーブは三度人を暖めるといいます。 一度は薪を用意する時です。 チェーンソーで玉切りし、太いものは薪割をします。斧で割るのですがこれが 勘の働きどころです。一瞬にして急所を見抜き最小のエネルギーで斧の力で割 るのです。話は元から木は末からと言って上下を間違えては話しになりません、 と近所のお爺さんが教えてくれました。 きれいに割れたときはドライバーのナイスショットほどではないかもしれませ んが気持ちのいいものです。そして一冬以上乾燥させます。 二度目は当然燃やす時です。 対流もありますが、輻射熱でそれも遠赤外線ですので身体が気持ちよく温まる のです。トロトロ燃える火を見てると時間が過ぎるのを忘れます。五十万年前 人類が火を起こす方法を発見して以来焚き火を囲んで食をとっていた頃からの 記憶でしょうか。 そして三度目はストーブの上でコトコト煮えるシチュウを食べる時だそうです。 僕は残念ながら煮物はしますがシチュウは今後の楽しみです。シシ肉を頂くの を待ってます。お湯などはヤカンで出来すぎるほどで洗いものや洗面、はては 湯たんぽまで入れても余ります。 こんな働き者の薪ストーブが、電気やガス代より安く(労務費は抜き)しかも 環境に良いのだから田舎では使わないと損します。 ところで薪を燃やす時CO2がでます。石油でも同じです。 しかし薪や炭の燃焼はその木が成長した2,30年の間に吸収した炭酸ガスと 排出した酸素を元に戻すだけで過剰に酸素を消費したりCO2を出してはいま せん。樹木の一生の中で炭素や酸素や炭酸ガスが太陽のエネルギーで循環して いるのです。ここが再生不可能な化石燃料との違いです。 しかし薪は、保管に場所をとりますし重くて大変な面もあります。それを改良 したのがペレットストーブです。製材所で発生する木屑などを鉛筆の太さぐら いの固形状にして燃やすものです。これだと石油ファンヒーターと同じような もので外面もきれいで居間などにも置いても素敵です。燃料が自動落下するの で一々薪をくべる必要もありません。 それにしても地球気候は温暖化に向かってるのは確かなようです。 一概にCO2のせいにするのは問題かもしれませんが再生不可能な循環しない ものの消費は生活のあらゆる面で出来るだけ少なくしたいものです。 K・K生 高田島の農縁(ケロコタン)ブログ http://kerokotan.exblog.jp/ ------------- 妻の職業欄には「農業」の文字。住民票も移し、晴れて夫婦共に川内村民に。 さて、今日は何をしようか。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 編集後記 大きなカブをいただきました。葉っぱと本体を合わせると70〜80センチの 本当に大きな大きなカブです。子どもの頭ぐらいの大きさ、味も大根のような カブのような・・・鍋物、浅漬け、葉っぱの炒め物と3品に化けて食卓へ(D) ぐ) ( ヲ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【発行編集】 農楽塾事務局 【配信停止】 メールマガジンの配信が不要な場合は、以下のページから配信解除の 手続きをお願い致します。 http://www.nougakujuku.com/melma.htm 【ご意見・お問い合せ】 info@nougakujuku.com Copyright(C), 2004 Nougakujuku All rights reserved. ==================== ご購読ありがとうございます ====================
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