農楽塾メールマガジン・最新号

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#=#=#    農楽塾だより        2005-10-28 発行
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#=#=#                                 http://www.nougakujuku.com
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川内村から里の便りをお送りします。

川内村村長が地元のラジオにゲスト出演し、川内村のPRとともにアイガモの
つくったおいしい米が紹介されました。30分程度の出演と聞いていましたが
1時間にわたって川内の魅力を熱く語った村長、ラジオのこちら側の方が緊張
しました。

ラジオ福島・かっとびワイド
http://www.rfc.jp/bangumi/wide/1300/main.asp

川内村村長のブログ
http://kawauchi.exblog.jp/


   アイガモ米が東京デビュー!! 詳細は下記の案内をご覧下さい。



      ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 目 次 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

   ∞∞ 東京・五反田でアイガモ米販売

      ∞∞ 高田島の農縁から
		 〜新規就農の日記 No.5
		土地探しは地域選び

    ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞



┏ ──────────────────────────────── ┓
 #=#  東京・五反田で アイガモ米をイベント販売
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 突然ですが、農楽塾が東京に出張します。

	−− 福島フェスティバル −−

	日時:11月1日(火曜)
	場所:五反田ゆうぽうと

	  展示イベント 11時〜19時
	  物産品即売会 13時〜19時(ここに出店)
	  CG融合舞台 19時〜21時

	http://www.neeminna.jp/old/event_index.html
	(アクセス情報あり)



物産品即売会会場に農楽塾が出店します。無農薬特別栽培米の「まなむすめ」
お手軽な2kg袋での販売です。たくさんの方にアイガモ米を味わっていただ
きたいですね。

2キロじゃ少ないよ〜もっと米が欲しいとか、米を下げて電車乗って帰宅する
なんてイヤという方のために、ご注文を受け付けて宅配でお米をお届けします。

Iターンの方の紹介ビデオコーナーでもご案内する予定です。田舎暮らし相談
窓口も開設されますから、興味のある方はぜひおいでください。
会場でお会いしましょう。



	●特別栽培「まなむすめ」---- 無農薬・無化学肥料・アイガモ

	ひとめぼれの子、ササニシキの孫としてうまれた「まなむすめ」
	さっぱりした甘味と味の良さが特徴です。ひとめぼれの味の良さを
	受け継ぎ、冷害に強く、病気にも強いので、無農薬での栽培に適した
	品種といえるでしょう。毎日食べても飽きがこないお米。

	http://www.nougakujuku.com/shop/kome1050002.htm


	●「ふくみらい」---- 無農薬・無化学肥料・アイガモ
	http://www.nougakujuku.com/shop/kome1050004.htm


	●「ひとめぼれ」---- 減農薬・減無化学肥料
	http://www.nougakujuku.com/shop/kome1050006.htm


栽培などの詳細は通販ページで
http://www.nougakujuku.com/shop.htm



┏ ──────────────────────────────── ┓
 #=#  高田島の農縁から 〜新規就農の日記 No.5
┗ ──────────────────────────────── ┛

	土地探しは地域選び。

私の場合、東京から約200km圏内で長野、静岡、山梨、群馬、外房、栃木
(烏山、馬頭町)北茨城、そして阿武隈。車やテント、安宿で泊まりながら
週末2年以上見聞した。結構それはそれで夫婦の共通認識にもつながり、楽し
かった。(あるいはこれは必要なプロセスだったかもしれない。)
甲斐駒に朝日が当たった光景は今でも忘れない。

5万分の1の地図とコンパスをたよりに、にわか勉強の風水で地形を読む。
しかし結局のところはっきり言ってどこが一番いいかはその後の自分の態度で
決まってくるものだと解った。

海の近くがいいとか、雪山が見えるところがいいとか、一定の好みの条件さえ
あえば、どこ方面でも問題ない。酸性雨は国を超えるし、風下の太平洋側には
東北の、岩手か阿武隈しか残ってない。

ここ、南阿武隈のゆったりと横たわる穏やかな山並みと、しかし高原特有の寒
暖のある気候風土はそこに生きる生物にどんな形質を生むんだろう。炭の産地
だったための、落葉広葉樹林は四季の表情が豊かでそこから流れ出る渓流は幾
本あるか解らない。アメダスの天気図を見るように雲は西から東に半年間流れ
る。この風土に巡り合ったのは幸運です。


	場所の選定  

気候風土(ランドシャフト)の観察は最低一年以上必要。
浜通りの食堂で話すと、川内は寒いという。さらに高田島は雪深いという。
これは一般論として間違ってないかもしれないが、山並みは入り組んでるし、
自分の選ぶ場所は狭いのだから、自分で季節毎のそこだけの微気候を観察する
ことは省略できない。

風の吹き方、集中豪雨の水道、雪の吹き溜まり、路面の凍結など10m離れれ
ば変わる。この知恵は、「風水」と「パーマカルチャー」による。特に住宅を
建てる場合その土地に心澄まして聴かねばならない。(これについては別途)

しかし不動産屋さんは1年間も留保してくれません。売れ残ってる場合は風土
気候以外の理由もある。テントで泊まったりして先住者達に何回も話を聞くこ
とは決して無駄ではなくこの過程で自分達の考えも固まってゆくし思わぬ話も
伝わってきたりする。

原風景も単に非日常性による感激だけで、そこから先に求めるものがなければ
3年もすれば厭きてしまう。

できれば、空き家賃貸で自分を試して好きになってからのほうが間違いないし
どうしても欲しくなればその後でもよい。安心できる仕組みがあれば農家も売
り切りより賃貸のほうが望むのではないか。いろんな賃貸方式が考えられるし
関係の継続性もある。賃貸方式が双方にとり安全だと思う。農村計画の一つと
して仕組みづくりが望まれます。

売買手数料や造成工事で収益を得るフローのスタイルから、関係性の継続のス
トックのスタイルが地元の不動産屋さんのノウハウとなる日が来るでしょう。

                               K・K生

	高田島の農縁(ケロコタン)ブログ
	http://kerokotan.exblog.jp/



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妻の職業欄には「農業」の文字。住民票も移し、晴れて夫婦共に川内村民に。
紅葉を二人でながめながら、さて、今日は何をしようか。



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編集後記

高田島の農縁(ケロコタン)さん自家製の「松芽酒」を飲ませていただきまし
た。セメダインのようなつんとした刺激のある香り、これがなんともクセにな
るおいしさ。口とノドの森林浴をさせていただきました。来年つくろう!(D)


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