農楽塾メールマガジン

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#=#=#    農楽塾だより        2004-11-2 発行
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#=#=#                                 http://www.nougakujuku.com
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福島県川内村より、里のたよりをお送りします。
朝の冷え込みが厳しい朝が数日続いたとたん、村中の紅葉がはじまりました。
赤に黄色に染まる川内の紅葉も、今週末くらいまで楽しめることでしょう。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。



      ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 目 次 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

      ∞∞ 新米の通信販売はじまりました

      ∞∞ いつでもおいしいキノコを

   ∞∞ 親子でできる干し柿づくり

    ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞



┏ ──────────────────────────────── ┓
 #=#  ソノ子の手帖から 〜田畑のこと、川内のこと、思うこと〜
┗ ──────────────────────────────── ┛

	新米の通信販売はじまりました

エコファーマー夫婦が育てた減農薬・自然乾燥の「ひとめぼれ」です。

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今年は、四季の天候がはっきりしていてとても良かったのですが、上陸台風が
10個と観測史上最多だったそうですね。また、秋雨前線が停滞して長雨にな
ってしまったことから、稲刈りと稲こき(脱穀)が遅れてしまい、自然乾燥の
はせ木がたおされる被害が一部ありましたが、当地にはさほどの影響もなく、
秋終いができそうで安堵しております。

5月8日(土)に天候にも恵まれ、秋の恵を念じながらの穏やかな田植えでし
た。空梅雨模様でほど例年並みに明け、その後は当地も連日の猛暑続きで、稲
の生長も2週間くらいは進み、7月末には穂が出始め9月18日には稲刈りを
始めました。

昨年は長雨続きで「いもち病」との格闘でしたが、打って変わって今年は1回
も消毒なしで済んでしまい、こんなこと初めての経験でした。存分に陽の光と
温度、清水の恵みを受けて作柄も上々、秋には頭を垂れすぎて倒伏を心配する
ほどでしたが、何とか持ち堪えてくれました。

今年は、グリーンツーリズムの家族との交流が始まったこともあり、エコファ
ームの面積とアイガモも倍に計画し、いよいよ幼い彼女たちを放鳥したところ、
天敵たちが待ちかまえていました。

特に、カラスの「貫太郎」と野良猫の「権兵衛」には手を焼きました。
毎年利口になっていくようで、いろいろ手を尽くしましたが何れも奏功せず、
無惨な姿を手にするたびに胸が締めつけられる思いでした。

結局昨年と同程度の面積にせざるを得なくなりましたが、彼女たちの懸命な働
きで収量はかなり満足のいくもので感謝しております。

「貫太郎」と「権兵衛」には、来年は必ず雪辱したいと思いますので、皆さん、
なにか秘策があったら教えて下さい。

また、味にも豊作の恵みが凝縮されていると思っておりますので、どうぞ、
川内の空や山、川、田圃、そして澄んだ空気などを思い浮かべながらご賞味い
ただければこの上ない幸せに存じます。きっとご満足いただけるのではなんて
淡い期待をしているところです。

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会員の方は特別価格になります。会員以外の方でもお求めになれます。
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                              (sonoko)


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      ★ ★-- 農楽塾・収穫祭 12月4〜5日 --★ ★ 

  一年の収穫を祝って、集い会う収穫祭を開催します。
  おいしいものを食べて、自然への感謝と喜びをわかちあいましょう。
  詳しいご案内はこちらです。

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  農楽塾会員でない方でも参加いただけます。
  自然や農業に関心がある方、大歓迎です。

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┏ ──────────────────────────────── ┓
 #=#  小松屋の厨房 〜おいしいものを食べれば、みんな幸せ〜
┗ ──────────────────────────────── ┛

	いつでもおいしいキノコを

川内では、マツタケやイノハナ(シシダケ、香茸とも、)アミダケなどが採れ、
キノコ採りの人が大喜びするんですが、このあたりの言葉で「ケトバシ」と呼
ばれている、見向きもされないようなキノコの中にも、美味いもんはあります。

トキイロラッパダケなんて、スープの浮き実にしたり、オムレツに入れたり。
うまいんだな〜。

ところで、キノコがたくさん採れてしまったようなとき、皆さんはどうされて
ますか? キノコは保存がきかないから、いそいで食べるしかない…
そこでいろいろと試してみて、良い方法を見つけました。

ヒラタケなど、料理にすぐ使える状態まで下ごしらえして、ビニール袋などに
いれて、袋の空気をちょいと抜いて冷凍しておきます。

味噌汁でもなんでも、ぐらぐらと煮たったところに、冷凍しておいたキノコを
そのまま入れる。とれたての食感そのままが味わえて、うまいですよ。

このとき絶対に解凍しないこと。凍ったままのをポンと入れるんです。

キノコがたくさん採れて困った、なんてときに試してみて下さい。
                              (小松屋)


┏ ──────────────────────────────── ┓
 #=#  野遊び・山遊び 〜親子で自然を楽しもう〜
┗ ──────────────────────────────── ┛

	親子でできる干し柿づくり

「お母さん、見てよ、見てよ」
次男の大声で庭をのぞくと、柿の葉が一夜にして落ちて庭いっぱいに広がって
いました。そして枝には柿の実が… 台風で多数落下したせいか、残った実は
昨年より大きくなっています。

むき出しになった柿を、さっそくカラスがねらってきます。囓って食べた後に
はき出した種がいくつも落ちているので、いそいで柿を収穫しました。

わが家の柿は渋柿なので、渋を抜くか、干し柿にしなければ食べられません。

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1.干し柿にするときは、実に枝を残しておきます。T字になるように残して
  おいて、ここにヒモをかけてつるします。

2.熟しすぎない実を使って、干し柿にします。柔らかくなっているのは干し
  柿にむきません。皮をむいて、つるします。
  雨にあたらないような軒先やガレージなどが便利です。クリーニング時に
  もらうハンガーなどにつるしておくと、移動が楽になります。

3.5〜6日たてば食べられます。生干し状態も、おいしいものです。
  軒下などで干して、粉を吹いたようになれば缶に入れて保存します。
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生干し状態の柿をねらって子どもたちが食べてしまうので、保存するまで残っ
たことがありません。ドライブしていると、柿がいっぱいなっているのに誰も
とらないような木をよく見かけます。もったいないですよね。

枝を残すのを忘れて収穫してしまったときなどは、針金ハンガーを利用して、
実に針金を突き刺した「串柿」状態で干すこともできます。

味に当たりはずれがあるのも、自家製の楽しみ。おやつの時間の会話がはずみ
ますよ。

 (^。^) 「ね〜、渋柿って、そんなにマズイの?」

 (o^^o) 「人生で一度くらい経験しておいた方がいいかもね」

長男は渋柿をそのまま食べ、はき出すやらうがいするやら、口の中が大変にな
りました。まぁ、こんなことも良い経験になることでしょう。

                                 (D)
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編集後記

はじめての農楽塾たよりをお届け致しました。川内村は、人を引きつける何か
にあふれた郷です。この地に魅了されて住みついてしまう方も少なくありませ
ん。「あなただけの川内」を探すお手伝いをしていきたいと考えています。
収穫祭、企画中です。ぜひ御参加下さい。


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