野生キノコ指導者養成講習会に参加しませんか。福島県川内村の豊富な山菜やキノコを守り、地産地消を進めていくために研究・案内人養成を行います。
野生キノコ指導者養成講習会
フィールドワークの成果・主なきのこ
■ヒメサクラシメジ(食)
モミの木の林に発生する、めずらしいきのこ。美味。
■ヤギタケ(食)
美味なきのこ。柄が傘につく形が「垂生」のヤギタケ。これに対してまっすぐ垂直につくのが直生。
■オオキツネタケ(食)
キツネ(動物)の排泄した尿を栄養として発生するきのこ。柄の下がムラサキ色。
■ムラサキシメジ(食)
キノコシーズンの終わり頃にでてくるきのこ。広葉樹の落ち葉から発生し、柄の下がふくらんでいる。(海岸の松林に発生することもある)全体がムラサキ色をしているが、採取してから時間が経過すると灰色がかった色に変色していく。食用だが、傘が開きすぎると泥臭くなる。
■アイシメジ(食)
傘の裏に特徴がある。シメジはヒダが白く、キシメジはヒダが黄色。アイシメジはヒダの先(傘の周辺に近いところ)が黄色い。アイノコなのでアイシメジと名前がついた。
■ムラサキアブラシメジモドキ(食)
柄が細い。ぬるぬるしているので、方言で「ヌラリンボ」と呼ばれることがある。
■スギタケ
化学分析によると毒を持つとされているが、地元の直販所などで長年販売されているきのこ。人気のコウタケ(シシタケ)も書籍によると毒を持つことになっているが、一般的に食用にされている。
■ショウゲンジ(食)
おいしいきのことして人気が高く、きのこの価格も高い。ツバが柄の半ばくらいにあり、ななめハチマキ状であるのが特徴。ツバがとれてから上に成長する。下の写真は成長の各段階にあるショウゲンジ。多くの割合で「ななめハチマキ」の形をしたツバが見られる。
■カワラタケ
制ガン効果があるといわれている。(ご利用は自己責任で)胞子を落とさないよう傘を裏返して干して用いる。
■ズキンタケ
ひからびたズキンタケ
■ヌメリタンポタケ(冬虫夏草の仲間)
土の中に団子をもっている。
■ハナヤスリタケ(冬虫夏草の仲間)
地中に発生するキノコに寄生するため、土の中に団子をもっている。通常は長い根を持つので、発見したら地中を深く掘って寄生の元をみておこう。
■ビョウタケ
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