野生キノコ指導者養成講習会に参加しませんか。福島県川内村の豊富な山菜やキノコを守り、地産地消を進めていくために研究・案内人養成を行います。
野生キノコ指導者養成講習会
第2回講習会
- 日程:平成18年7月9日(日)
- 場所:福島県川内村 いわなの郷 体験交流館
- 内容:フィールドワーク、講習
- 天候:うすぐもり
まだ夏のきのこが大量に発生していない。雨が多くて気温が低いため、種類は多いが量が少ない。
「大型菌がまだ出ていないのは、天候のせい。あたたかくなれば、大爆発しますよ。このあたりを車で運転できないくらい、あちこちにみられるようになる。」と奈良先生の談。
きのこが出るのは山の北? 南?
【質問】山の斜面など、きのこが発生しやすい方角というのはあるのでしょうか?
【奈良先生】きまった方角はありません。きのこの発生には、雨の後の湿度が重要です。晴天続きのときは、南斜面の水分が抜けやすいので、(山の)北側の斜面にきのこがでます。 雨が多いときには、北側の斜面では湿度が高すぎてダメです。
チャワンタケの仲間
一般的なきのこは、傘の裏にヒダがあり、ヒダに胞子がついています。チャワンタケの仲間は、傘の表面から胞子が飛びます。この日も胞子が飛ぶ瞬間を目撃。手にとってポンとはじくと、傘の表面から煙のようなものが立ち上りました。
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