蕎麦・そばまき

そばまき

7月27日、蕎麦まきを行いました。秋の収穫にむけて、7月の末に蕎麦の種をまいています。昨年は台風の影響で蕎麦畑が冠水し、花が咲いていた蕎麦が風になぎたおされるという事態が発生。農楽塾として蒔いた蕎麦は全滅してしまいました。今年こそはと祈りをこめて、大事に蕎麦をまいています。

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畑には畝立てした35本のすじ。1本のすじについて、ビニール袋に小分けした蕎麦を1袋分蒔いていきます。黒々とした畑の向こうには、黒米の田んぼが見えています。 「あそこだけ周囲と苗の色が違う。黒米の田んぼだ。つまりは酒(天山十三夜)の元だな」と美誉さん。

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歩きながら種をばらまく。単純な作業ですが、これがなかなか難しく、袋に入っている蕎麦が足りなくなったり、あまったり。転んで種を落とすと、そこだけボワッとブラシのように蕎麦が密集して生えてしまいますから、誰が担当したか、ばれてしまいます。

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最年少の塾生も一緒に畑に入りました。柔らかい畑の土に触れて楽しそう。来年は一緒に種まきできるでしょう。種をまいたあとは、機械を使って土をかぶせていきます。右の写真は、昨年の冠水時、水が入ってきた方向にある小屋で、はせがけの際のはせ棒などがしまってあります。周囲よりも土地が低くなっているため、ここから田んぼや畑に水が流れ込みました。

そば畑
天山文庫に向かう山道から、蕎麦畑を眺めた写真

上空からみた蕎麦畑の位置