川内グリーンツーリズム研究会・カエルの学校・農楽塾。福島県川内村の自然や農業を体験する農楽塾。伝統農法や自然農、里山の文化と自然を家族で楽しみませんか。UIターンや田舎暮らしのご相談にも応じます。
蕎麦蒔き
農楽塾の行事、農業体験の一環として蕎麦蒔きを行いました。
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蕎麦蒔き体験
蕎麦の種は雨を嫌う為、梅雨の長雨で1週間延長した蕎麦蒔き。ヨシノリさんより指導を受けます。 ヨシノリさんの説明: 「蕎麦は4日で芽が出て、蒔いてから50日くらいで収穫が可能となります。手刈りで収穫する場合は50日で刈り始めますが、川内村ではコンバインによる刈り取りを行っているので、蕎麦の葉が落ちてからになります。蕎麦の葉でコンバインが目詰まりをおこす為です。そのため、蕎麦の実のこぼれ種が多くなり、翌年、生えてきます。蕎麦の根は(稲より)弱いので、手刈りすると根まで抜けてきてしまいます。ですから手刈りは難しい。川内の夏蕎麦は皮が厚く、食味が悪いとされているので、秋蕎麦だけをつくっています。」 |
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1反歩に5kgの蕎麦を蒔きます。手蒔きの場合、6〜7kgくらいで蒔きます。均等に蒔けないので、すこしつまんで大きくふりまわすようにして蒔きます。 今回二度目の蕎麦蒔きになる人は、さすがに蒔き方が上達していますね。不足せず、余りもせずに蕎麦を蒔いていきます。 | ||
炎天下の蕎麦蒔きとなり、足がやけついてくるので、足を水路に浸すとなんともいえない爽快な気分。子どもたちはカエルに夢中です。最後に覆土をして、蕎麦を鳥などに食べられないようにして作業終了です。トラクタで走って土をかけていきますが、深いところにある蕎麦の種も浅いところにあるのも、同じ時期に芽がでるのだそうです。芽の出方を調整しているのでしょうか。 |
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