地域づくりサポート事業「カエルの学校」

川内村には、豊かで美しい里山など農村文化が数多く残っています。都会の人は休日を利用して交流や農作業・自然を体験するケースが増加する傾向にあります。 「カエルの学校」では、自然を活かしながら最終的には村の交流人口の拡大と活力を期待して次の事業を行うものです。

■農楽塾(グリーンツーリズム)
都市と農村の交流として「農楽塾」を開催します。様々な農業を体験していく中で川内村を理解していただき、都市と山村を繋ぐパイプライン的な役割を生み出していくものです。
農楽塾は、村の地域資源を活用しながら交流人口の拡大を図ることに意義があります。一昨年より単独で事業を実施し、ネットでの情報公開により、都市と農村の交流を広域的に推進していく上で大いに成果を上げてきました。
様々な体験メニューを考えながら首都圏との交流、地域間の交流を図り、地域の活力をうみだす原動力として活動を進めていきます。
■野生キノコ指導者養成講習会
川内村は山菜やきのこが豊富で年々その採取人口は増加傾向にあります。地産地消を推進する意味でも、地元の方に率先して研究をしていただき、野生キノコ案内人を養成します。
■川内ブランド「川内高原うどん」商品化
川内高原うどんをブランド化するための商品化に取り組みます。前年度シンポジウム開催からヒントを得て、食の安全・安心の機運が高まる中で、新たに開発するものです。
  • 団体名−−元気な川内を創る会(川内村)
  • 川内村、川内村グリーンツーリズム研究会により構成
  • 平成17年4月より発足

体験と交流、地域自然の掘り起こし

カエルの学校は、3つの部門の構成からなるサポート事業ですが、共通してどの事業も「体験と交流、地域資源の掘り起こし」がテーマとなっています。 川内村のイメージアップ、及び、地域の活性化が目標です。
  1. グリーンツーリズムを通して村のPRと理解を進めます。
  2. 参加者と主催者の心のふれあいを大切にします。
  3. 参加者にリピートされることで事業の拡大を図ります。
  4. 野生キノコが多く発生する地域だからこそ、その安全性を学びます。
  5. 新たに小麦の試験栽培を行い、うどんを開発します。
  6. 黒米を核として「くろまい酒」の製造と商品化の開発